金属屋根6種類の紹介
2024/04/12
今回は金属屋根の耐用年数についてご紹介します。
金属屋根にはたくさんの種類があります。屋根の種類によっても耐用年数が変わってきます。
ガルバリウム鋼板 耐用年数 約20年~30年
金属屋根へのリフォームで一番定番なのが、ガルバリウム鋼板。
ガルバリウムとは「アルミニウム、亜鉛、シリコン」からなる、アルミ亜鉛金めっき銅板のことです。
おしゃれな外観に加えて、錆びにくく、軽量なので耐震性が高い。一方、施工費用が高いというデメリットもあります。
ジンカリウム鋼板 耐用年数 約30年~50年
ジンカリウムとガルバリウムの違いは、亜鉛とシリコンの「含有率、商標」の違いのみです。特に海外で多く使用されている屋根材で、日本で見かけるものは石粒がコーティングされたものが多いため、表面に石粒があるものを「ジンカリウム鋼板」と呼ぶこと多いです。
傷が付きにくい、錆びに強い、紫外線や雨の影響を受けにくいことが特徴です。
また、長期間再塗装が不要なことも大きな魅力です。
トタン 耐用年数 約10年~20年
鉄板を亜鉛めっきで覆った金属のことです。
軽量で耐震性に優れており、他の屋根材と比べると安価で、雨漏りのリスクが小さいことが特徴です。
一方、薄い板状の金属のため、耐熱性が低いことや、耐久年数がほかの屋根材に比べ短いという欠点があります。
銅板 耐用年数 約60年以上
特徴は、新築時から数年が経つと徐々に青緑色に変色していく、独特の風合と重厚感があります。
銅板屋根の厚みは金属系の板のため「0.27mm~0.5mm」と非常に薄くて軽いものとなっています。その薄さから重量もとても軽く、耐震性に優れています。
一方、遮音性が低い、値段が高く、施工できる業者が少ないという欠点もあります。
また、現在は和風建築が減っているのと、非常に高価なため、リフォームで使われることは稀です。
ステンレス 耐用年数 約60年以上
鉄やクロム、ニッケルを含んだ合金の屋根材です。
ステンレスは、錆びに強く、軽量なので建物の耐震性が優れており、耐用年数が長く、メンテナンスがほとんどかからないため、ランニングコストを低減できます。
一方、単価が高価なことや、軽くて薄い屋根材なので防音、断熱性は落ちてしまう欠点があります。
また、施工できる業者が少ないため、普及率はまだまだ低いです。
チタン 耐用年数 約1500年以上
チタンの屋根は、金属屋根の中でも圧倒的な耐久性能があり、半永久的に使用できるともいわれます。
また、1㎡あたりの重量が3~3.5㎏と、瓦屋根の約13分の1と、とても軽いことから、大型物件に使われています。
しかし、費用がかかるため、戸建て住宅のほとんどが使われていないです。
まとめ
金属屋根にもたくさんの種類があり、その中でも主な6種類の紹介でした。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、屋根工事、屋根リフォームをお考えの方は、検討してみてくださいね。
今回の記事で屋根工事に悩んでいる方のお力になれたら幸いです。
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