屋根工事の流れ

ルーフィングの施工

屋根リフォームの際、必ずこのルーフィングと呼ばれる屋根用の防水シートを屋根全体に敷きます。

屋根工事をする際（新築/リフォーム問わず）には、屋根材などを屋根下地材（コンパネ野地など）にビス止めします。

このビス等は屋根裏まで貫通しています。もし屋根材から漏水した場合、漏水した雨水はこのビス孔から室内に侵入します。

ルーフィングの特徴として、耐久性能や釘・ホチキス等で開いた孔を塞ぐシール性がありますが、築年数が経つにつれそうした機能も劣化していきます。劣化したルーフィングのままでは新しく施工する屋根材をビス止めした際にできた孔を塞ぐ機能はありません。

改質ゴムアスルーフィング

室内に侵入する水は雨水だけとは限りません。屋根材裏に発生する結露した水も漏水の原因になります。屋根の外側から入った雨水と屋根の裏側で発生した結露水を室内に入れることなく軒先から外へ出す、この仕組みづくりが大切です。
弊社では、高額な商品ですが「改質アスファルトルーフィング」というゴムアスルーフィングを採用しています。ルーフィングのなかでも特に高性能で破れにくく（カッターナイフがないと切れません）温度変化にも強いです。また、シール性も高いのでビス止め等をしても安心です。