雨樋修理費用 雨樋修理 足場
2022/06/10
築15年~20年程度の建物で、「軒樋の下の部品が外れて雨水が落ちてくる」
当社に問合せのある雨樋の不具合のなかでも、一番多いのがこのケースです。
今回のお宅では4箇所ある大屋根の集水器のうち、西側角の日当たりが一番強い箇所の集水器の下の部品が外れていました。
原因として考えられたのは、竪樋のいちばん下の部分が地中の排水管と固定されていることです。
一般的に軒樋竪樋は塩ビ製です。気温や熱にはあまり強くなく、伸縮するんです。
夏に完成された建物の塩ビ樋は冬にむけて気温が下がっていくと縮んでいきます。冬に完成された建物はその逆なんですが、この時に伸縮がスムーズに行われなくなると、付加のかかった部分に破損がおきます。付加のかからない様にするためにはクリアランスが必要なんです。
ハウスメーカーさんや施工業者によっては根本に「排水管カバー」という部品を使いますが、この部品は凄く重要な役割があります。別名「化粧カバー」ともいいまして、「雨樋と地中の排水管との接続部を目隠しする役割」がありますが、もうひとつは、「雨樋と排水管をガッチリ固定しない」ということです。
地中配管との接合部がガッチリされていると、いちばん弱い部分は竪樋のジョイントか軒樋の下の部分になります。竪樋のジョイントは普通接着剤を使いますが、軒樋の下は部品に爪があって「パチンッ」とはめるだけなので、付加がかかった時に壊れやすいのは軒樋の下の部分ということです。
排水管カバーを付ける以外にも、「竪樋のジョイントに伸縮部材を使う」「竪樋のジョイントを完全に接着しない」等ありますが、後者の方は後の設備配管工事の際に触れて動かしてしまう可能性がありますので、あまり現実的ではないかもしれません。
雨樋修理 費用
当社ではこのような雨樋修理(梯子で行える範囲内)を¥25000(税別)~で承っております。
建物によっては足場が必要な場合もありますが、基本は梯子での2人作業になります。
それでもおかげさまで「良心的なお値段ですね」とご好評いただいております。
雨樋修理でお困りごとがありましたら、是非「株式会社ArtmetalGOTO」にご相談ください!